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2016年のニュルブルクリンク24時間レースの安全性を向上させるため、主催者はGT3レースカーの出力を2015年比で10%減らすことを義務付ける方針とした。この動きは、今年3月に開催されたVLN(ニュルブルクリンク耐久選手権シリーズ)の決勝レース中に、ヤン・マルデンボロ選手が乗っていた日産「GT-R NISMO GT3」が浮き上がって起きた死傷事故の影響によるものだ。特に難しいフルークプラッツと呼ばれる地点で起きたこの事故では、フェンスを越えたマルデンボロ選手のマシンに巻き込まれて観客1人が死亡している。これを受けて、主催者は恒久的な解決を探しつつ、24時間レースから2カ月間、コースの3つの地点に最高250km/hの速度制限を設けていた。この速度規制は、自動車メーカーの走行テストなど、レース以外にも適用されたため、ラップタイムの新記録樹立を事実上不可能にしていた。
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来年のニュルブルクリンク24時間レースでは、速度を抑制するためGT3マシンの出力を10%カット originally appeared on Autoblog Japan on Tue, 22 Dec 2015 21:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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